猛暑やゲリラ豪雨など車のマグネットシートの強度が心配です。はがれない対策はありますか?

2023-09-20T12:43:03+09:002023年8月29日|猛暑やゲリラ豪雨など車のマグネットシートの強度が心配です。はがれない対策はありますか? はコメントを受け付けていません

マグネットがはがれる原因はいろいろありますが、まずは以下の3つです

  • マグネットの磁力が弱い
    製造段階で弱い、使い方が悪く磁力が低下

  • マグネットの貼り方
    マグネットの変形、車体表面の変形・カーブ、間に砂がある

  • マグネットの磁力が低下あるいはマグネットの劣化
    様々な変形・硬化・割れる など

今年は連日猛暑日、マグネットを貼る場所がポイント

ボンネットで目玉焼きができそうになくらい熱くなる、そんな猛暑日もありますね。
さすがにそこまで熱くなるとマグネット素材が劣化する可能性がありますので取り付けはお勧めしません。

車体で一番熱くなるのは取付面が常に空を向いているボンネットだと思います。 
ボンネットはその曲面がマグネットが密着しない場合が多いです。
それに万一、何らかの理由で剥がれた時に、フロントガラスを塞ぐ可能性があって危ないです。とても危険です。

インターネットでは、ボンネットにマグネットシートを貼っている写真も見かけますが、局面が2重局面で密着しない場合もあり、危険でお勧めできません。
(1重局面:下敷きを曲げたような局面 2重局面:ボールのような局面 2重局面では密着は不可能です。)

「熱」と「はがれ」、両方の面から、マングースではお車用のマグネットシートは車の側面への貼付けを推奨しています。

雨の日が3日続いたんだけど、マグネットは大丈夫?

一般に屋外用、車用として販売しているマグネットは雨に濡れても、水に浸けっぱなしでも大丈夫です。 なぜなら、水分の影響がない素材を使用しているためです。 

一方、屋内用のマグネットは一般的に紙に印刷しますから
(例外もあります。こちらをご覧ください。(FFにリンク)
もし、水に浸けると数秒で水が染み込んで印刷が剥がれてしまいます。

雨が上がったら、マグネットの背面と車体を乾拭きしていただくとマグネットが車体に密着してさらに長持ちします。

5年だけどまだ使える?何だか以前に比べて、貼り付き方が頼りない気がする。

5年以上お使いのお客様に電話すると
「そうですか。もう5年ですか、見た感じは買った時とあまり変わってないように見えるけど、まだ使えるものなんでしょうか?」というお話になります。

取り付け当初はぴったり付いていたマグネットも、しだいに磁力が低下して、車体への取付が困難になる可能性もあります。
印刷面がしっかりしていて色落ちがなく、磁力が落ちていなければ使えます。

マグネットが車体から浮いているとマグネットの振動で車体に電磁誘導(でんじゆうどう)という現象で電気が流れ、減磁(磁力が減ること)します。

ですので、1週間に1度など、定期的に掃除を行ない、常にマグネットと車体が密着している事が大切です。

はがれにくくするポイントまとめ

  • 材質:屋外で長期使用して変質しないマグネットを選ぶ

  • 貼り方:車体に密着して貼る(密着できない場所は避ける)

  • メンテナンス:定期的に車体表面とマグネットを目視して清掃する

マングースが制作しているお車用などの屋外用マグネットは、5年耐久1年保証。
ベースとなるマグネット素材には車用として実績と定評のあるマグエックス社の製品を使用しております。

目的により、マグネットの

①厚さ
②標準タイプと強磁力タイプ

の組合せで5種類のマグネットの中から最適のマグネットを使用。

その結果として、ご利用目的に合わせたマグネットで安心して使用できます。

印刷は日本HP社のラテックスインクを使用(5年耐候試験データ有り)
表面加工は、屋外長期用(5年)のフィルムを加圧で貼っています。
カットはロータリーカッター、指定形状はプレス抜きで辺縁がきれいで傷みにくい。
全ての加工を、当社社内で行ないますので、十分な品質管理で製造いたします。

これまで車用マグネットで満足いかなかった、失敗した、という方。
ぜひご相談ください。

お問い合わせ・お見積りはこちら

記事監修:渡辺 良朗

株式会社マングース代表取締役 東京理科大学理学部物理学科卒業 横河電機、Hewlett Packard、General Electric などの合弁企業にてCT、MRなど医療機器の営業でトップセールスとなる。中小企業診断士 2001年より現職。
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